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ペット火葬・ペット葬儀のサービスは、ペットブームとともに年々増大していますが、それと比例してペット火葬場・ペット葬儀場に関しての近隣住民からの苦情も増えてきているようです、これはどういうことでしょうか。急速にペット火葬・ペット葬儀業者が増えてきたための弊害として紹介していきたいと思います。
ペット人口の増加とともに、全国各地で(東京・大阪・名古屋などの大都市圏だけでなく)ペットの火葬・ペット葬儀などを行う霊園施設も増加しています。ですが火葬場設置による煙や悪臭、または火葬場周辺への死体放置など、近隣住民からの苦情も多くなってきているろいう現実もあるようです。人間の火葬場設置の際には、墓地法で都道府県知事の許可が必要なのですが、ペットの火葬場を規制する法令は現在のところありません。そのため、火葬場が設置される場合、公衆衛生や生活環境面で周辺住民に大きな不安を与えることが問題となっています。
ペット火葬・ペット葬儀にともなう、ペット火葬場やペット霊園などの施設建設は、特に法律による規制がなかったため、近隣住民などとの間にトラブルなどが起こっていました。ただ最近では区市町村単位で条例として、ある一定の規制を設けることで問題を解決する動きが出てきているようです。
例えば、ペット火葬場やペット霊園の建設計画が出たら、事前に公表し、充分に近隣住民に周知徹底をすることや、ペット火葬場等の新設等をしようとするときは、計画内容を記載した標識の設置を義務づけたりなどの条例を制定する自治体が増えてきています。
ペット火葬・ペットの葬儀は、飼い主がペットをわが子のように大事に育ててきた結果、ペットの最後もしっかりと見送ってやりたいという思いから広まってきました。今ではさまざまな葬儀スタイルが選べるようになってきていますし、そこまでペットの事を大切にすることは素晴らしいことだと思います。
ペットを大切にする人がいるなか、残念ながらそうではない人も大勢いるのは現実でしょう。ペットの死因の一番は、殺処分であることを知っている人はいるのだろうかと考えたりもします(悲しい現実ですね)。ペットブームの裏側では、人間の都合で捨てられ、保健所で殺処分されるペットもたくさんいることはおぼえておいて欲しいと思います。だからといって無理に悲しむことよりも、ペット飼う方が大切にペットを最後まで飼ってくれればいいだけ、という単純な問題でもありますよね。
保健所などで殺処分されてしまうペットのうち、元は飼われていたペットは全体の8割もいるということです(この現実も知らない方が多いかもしれません)。これをどのようにとられればいいのでしょうか。以前は飼われていたペットたちは、さまざまな人間たちの勝手な理由により飼えなくなり、捨てられてしまったのでしょうか。ペットブームの影で、このようなことが毎日繰り返されている現状を私たちは知るべきなのではないかと思います。
ペット火葬・ペット葬儀などを含めて、自分のペットにお金をかけて、愛情をかけて、一生大事に面倒を見る人は本当にたくさんいます。ペットに対してひどい扱いをしている飼い主の方が少ないこととは思います。ただ保健所などで保護されたペットは、ほぼ例外なく殺処分されてしまいます。しかも殺処分する際は、さまざまな理由があるらしいですが、ペットたちは苦しみながら死んでいきます。
ペット火葬・葬儀業者の中には、亡くなったペットとの思い出をいつまでも残して欲しいということでさまざまなサービスをおこなっているところがあります(これは飼い主の心情的にも分からなくもない事でしょうね)。例えばペット専用の骨壷なども今はさまざまな種類のものが販売されています。骨壷一つとっても飼い主にとってはかわいいペットのため、なるべく良いものを選びたいということでしょう。これは飼い主の気持ちになれば十分に理解できます。
ペット火葬・ペット葬儀で使われる骨壷であるが、本来は火葬料金にそのまま含まれていることが多く、別途料金が発生することはありません。しかしかわいいペットの最後として、ふさわしい寝床を与えたいとの思いから、高価な骨壷を注文する人が多いようです。例えば、すごいところでいうと九谷焼の骨壷などがあるようですね。いくらかわいいペットといえども、少々やりすぎの感は否めません。しかし、それは第三者としての見方であり、飼い主からの観点からすると、決してやりすぎと感じているわけではないようです。
ペット火葬・ペット葬儀で、他に特別な試みをおこなっているところでいえば、海洋散骨などをおこなっているところもあると聞きます。海の生物を散骨するのなら分かるのです、犬や猫などのペットを海洋散骨する理由が、少々分からないという意見もあるようです。
ペットブームの影で捨てられて、廃棄されてしまうペットがいる中、一般人が見るとやりすぎなのではないかと思うくらい、ペットに愛情を注ぐ人もいます。人間の子供もそうですが、ペットも飼い主は選べません。全ての人が、責任をもってペットを最後まで面倒を見ることが大切であるのは当然のことですし、そうなってほしいと思っています。
ペット火葬・葬儀の話題を取り上げてきましたが、ペットには保険制度もあるようです。ペット保険業界が最近賑わいを見せているようです(知らない方もいるかもしれませんが)。近年、わが国でも家族の一員またはパートナーとしてペットを飼う人が増えているのはご承知のとおりだと思います。人間の場合は健康保険制度の下、病気の際に支払う医療費は何割かの自己負担ですみますが、ペットの場合は自由診療で、全額負担のため医療費を高いと感じる人が多く、ペットを飼い続ける上でネックの一つになっています。ペットを飼っている方なら、一度はこのような医療費の負担を感じた方も多いかと思います。
ペット保険は「ペットにも保険があったら」とか、「ペット保険について詳しく知りたい」という消費者の声を、取り入れる形でスタートしました。しかしまだ、「ペット保険」のようなサービスについては情報が十分に行き渡っていないと思われるため、さまざまな問題点があるのも事実のようです。事実、ペットを飼っている方でも、ペット保険があるという事を知らない方もまだまだ多いと思います。
ペット保険の現状としては、現在はインターネットなどの関連サイトをみると20社以上が事業を行っていると見られます(これに関しては、実際に調べてみると早いかもしれませんが)。いずれも事業を始めたのは長くて数年前からで、なかには事業活動を行っているかどうかわからないものも見られます。やはり、日本ではまだ年数が浅く、それほど普及はしていないようですね。ちなみに海外では、イギリスなど20数年の歴史を持ち「保険」として運営されている国も多いようです。
ペット保険の今後の課題としては、保険業法に基づき免許を持った事業者が扱っているわけではないことでしょう。いざというときの契約者保護対策も保険のような契約者保護機構があるわけではなく、監督官庁等もないことかもしれません。このあたりがペット保険の問題点だと思います。
ペット火葬業者の拡大というのは、今の日本の現状から考えれば、当然のことだったのかもしれませんね。特に高齢化社会を迎えるにあたって、子供が独立して、手を離れた夫婦がペットを飼いはじめるケースなどが最近目に付くようになりました(身近に心当たりのある方も多いと思います)。また海外から非常に小さく、かわいい小型犬が出回るようになると、瞬く間に若い世代から中高年までさまざまな年代の人達がペットを飼うようになっていきました。小型のペットが増えて、マンションでもペットを飼えるような環境が整ってきたこともありますね。
しかしペットを取り巻く環境は厳しいというのが現実です。それは全てペットを飼っている人間の無責任さに他ならならないかもしれません。飼い続けることができなくなると、すぐに捨ててしまう飼い主が多いのも現実です。飼ってはみたものの、散歩が面倒だったり、しつけが出来なかったりで、ペットをほったらかしにしてしまい病気に感染させてしまうケースなども多くあるようです。
捨てられたペットは、保健所で保護された後、ほとんどのケースで殺されてしまいます(悲しい現実ですが、目を背けてばかりいてもいけませんよね)。この現実を知る人はあまりいないのではないのでしょうか。保健所で保護される犬のほとんどは飼われていた犬たちです。人間の身勝手さが、このような悲劇を生んでいることを忘れてほしくありません。
ペット火葬業者のサービスは、多少行きすぎの感も否めないですが、ただやはりかわいいペットの最後を盛大に祝いたい気持ちは分かりますよね。ペットの世界でも生活習慣病が起こっているということを聞いたことがあります。これも甘やかしすぎる、人間の身勝手さからくるものでしょう。これからペットを飼う時には、あくまでペット本位で行動することを大事にしてほしいと切に願います。